銀座のキャバクラ、バレました

庭師仲間と、銀座のキャバクラに行ってきました。
勿論、奥さんには内緒で行きましたが、バレました。

何ひとつ疾しいことはないのですが、奥さんに、
「銀座のキャバクラに行ってきた」とは
平気で言えないものです。

家に入る前に、ジャケットのポケットも確認したし、
口紅がつくようなことはしていないし、
一緒に行った仲間が言うはずもないし、
どうしてバレたのか不思議で仕方なかったのですが、
昨晩、やっと理由がわかりました。

帰ってきて、いつにない上機嫌。
ふわっと香る、香水の匂い。
お腹がすいたと言い、晩ご飯の残りをつまむ。
酒の臭いはするものの、いつもと違う種類の臭さ。
焼き鳥的な、煙の臭いがしない。

上記の理由から、奥さんは女性が隣に座る店だと
ふんだわけです。
クラブなんて行けるわけがないということから、
答えは、銀座のキャバクラとなったそうで、
女性ってすごいですね。男は叶うわけありません。

奥さんにバレてどうなったかというと、
「キャバクラで使った同額のものを買ってちょうだい」と、
銀座のデパートに連れていかれました。

帰りは、寿司を食べたいということでしたので、
銀座の高級寿司です。
結局、同額ではないと思いつつも、
奥さんがご機嫌になってくれるのであれば、
お安いものだったのでしょうか。

ガキ夫とは

いつも通りの朝。いつも通りに朝食を済ませ、
いつも通りにテレビを見ながらお茶を飲んでいた。
いつも通りの朝の癒しの時間。

その空気が一変したのは、この言葉を知ってからだ。

ガキ夫

ガキ夫という呼び名ならお分かりのとおり、
ガキ夫とは、子供のような夫のこと。

服を脱ぎっぱなしにするとか、家事を手伝わないとか、
ゲームばかりしているとか、趣味に没頭している、
妻を母と勘違いしている等など。

そして世の中の妻達にアンケートを取ると、
なんと8割が自分の夫が該当すると答えたのだった。

我が家でももちろん、いつもの通り、このガキ夫が
放送された番組を妻と一緒にみていた。

私は見逃さなかった。妻が深く頷きながら見入って
いたことを。

私は自分自身を、ガキ夫だなんて思ったことは一度もない。
むしろ、その真逆にいるとさえ思っている。
しかし妻にとって私は、このガキ夫に該当しているのだろう。

聞いてみたいと思うが、穏やかな日常を過ごす為に
敢えて聞かないことにした。

ふと思ったが、人から見る自分は、自分が思っている自分より
圧倒的に評価が低いのかもしれない。
私はその世界では一番だとさえ思っているが、
もう一度初心にかえり、奢らずに、頑張っていかなくてはと思う。

まさか、ガキ夫からこんな事に気づくとは。

銀座のクラブでカラオケ

不謹慎なのかも知れませんが、
仕事をしながら、いつも歌を歌ってしまいます。
実は、自分で歌っていることに気付いていないことも
多々あるのですが、
ハサミでチョキンチョキンとしているうちに、
どこかでリズムをとりたくなるのでしょう。
調子が出てくると同時に歌が出てきます。

同僚から言わせると、私は歌いだすと、
仕事のスピードがグンと上がるようで、
歌が聞こえない時は、調子悪いのではと、
バロメーターになっているそうです。
それほど、毎日歌っているのです。

先日、あるお宅の庭の仕事をいただきまして、
いつものように、チョッキンチョッキン歌を歌っていると、
ご主人が木の下から、ニコニコと上を見上げているのです。

煩くてすみませんと謝ると、
もっと大きな声で歌ってくださいとおっしゃるのです。
もう、恥ずかしくて顔から火が出ると思いました。

ひと仕事終え、奥様に出していただいたお茶で一服していると、
ご主人がやってきて、
今度、銀座のクラブのカラオケに行こうと言うのです。
ご主人が贔屓にしている、銀座のクラブのカラオケで、
一緒に歌おうとおっしゃるのです。

一度はお断りしたのですが、
遠慮するなというご主人の一言があり、
図々しくも、昨晩、
銀座のクラブのカラオケにお連れいただきました。

いやあ、気持ちよかったですよ。
感謝感激てす。

温泉三昧

昨年末は自宅の大掃除やら、
各家庭からのご依頼を受けて、
お庭の作り直し、
各関係の忘年会などで、
ゆっくりと一年を振返る時間もなく
新年を迎えました。

となると今度は、親戚の集まりやら、
初詣やら、新年会やらで、
ゆっくりと今年の抱負を考える時間もなく
新年が始まってしまいました。

というわけで、先日の三連休に、
妻と二人、夫婦水入らずで温泉旅行に
行ってきました。

そこは北関東の温泉で、更に随分と山奥へ
入った場所にある、いわゆる秘湯。
更に、名物は5つの露天風呂。
目の前を流れる渓流を眺めて作られていました。

また、全て貸切での入浴となっており、
全てのお風呂を回り入るのに、
二泊三日では足りないほどでした。

こんなにゆっくりと温泉に浸かったのは
何年ぶりだろうか。
そしてお恥ずかしながら、妻と混浴をしたのは
何十年ぶりだろう。

無論、老夫婦ですので、
若い人が感じるような羞恥心はありませんでしたが、
老夫婦なりの恥ずかしさも混ざり
とても温まる時間を過ごすことができました。

旅の最後に妻が、
「こんな素敵な温泉に連れてきてくれて
どうもありがとうございました」と。

我々夫婦揃って元気なうちに、
また二人で旅行ができたら良いなと思います。

タクシーの運転手さんに感謝 !

インキー、久しぶりにやってしまいました。
昔からの癖で、外から鍵をかけることが億劫で、
いつも内からロックして車を降りてしまうのです。

鍵を抜いたらポケットに入れることにしていたのですが、
昨日は、車を止めた時に丁度携帯電話が鳴って、
電話をしながら車を降りてしまったのです。

昼になって、助手席に置いてきた弁当をとりに行こうと、
ポケットに手を入れた時に気付きました。

何をどう考えても車の中にある鍵は外へは出てきません。
幸い現場から家までは車で10分の距離でしたので、
タクシーを呼んで、家にある合鍵を取りに戻りました。

家に着くと、家内は外出したらしく、
インターホンを何回押しても出てきません。
今度は家の鍵がありません。
家の鍵も車の中です。

あまりに不思議な行動をとっていたのか、
タクシーの運転手さんが心配して降りてきてくれました。
事情を話すと、すぐさま、JAFの馴染みの方に電話をして、
現場まで来てくれるよう頼んでくれました。

結局、そのタクシーに再度お世話になり現場へ。
現場に戻るとすぐにJAFが来てくれ一件落着。

タクシーの運転手さんは本当に良い人で、
片道分の料金で良いと言ってくれました。

散々な出来事でしたが、
この運転手さんに出会えたことで帳消しです。

銀座キャバクラという場所。

私は昔からお酒が好きで、
居酒屋やスナックには数え切れない位
通い詰めた時代があります。

スナックにはママやチーママがいて、
その光景はともすると、バーやクラブ、
今の時代なら、キャバクラなんてものに
似ているのかも知れません。

けれど、私が連日飲み歩いていた時代には
キャバクラなんぞなく、勿論、行ったことはありません。

テレビやドラマで、キャバクラが映っているのを見て
私に植え付いているイメージは正にそのまま。

なんと、娘が。
銀座のキャバクラに行ったというのです。
本人からではなく、妻から聞いたのだが、
理由は社会勉強だと。

どうせ銀座ならクラブにしてもらいたかった。

キャバクラでの接客は、非常に頭を使って話すネタから
とても砕けた内容まで、非常に幅広い知識が
必要とされるらしく、娘は自分がもつそのスキルを
試す為に一日入店をしたのだそうだ。

キャバクラで勉強だなんて、
私の古い硬い頭では、なかなか理解がつかず、
暫く悶々としていましたが、
こうして文章にしていくと、何だか整理がついてきました。

世の中、全てのこと、
学ぶ気持ちと目的、常識がハッキリしていさえすれば、
いつだってどこだって、何だって、誰だって、
どんなことだって、学びに変えることが出来る。

庭師一筋以外ないと思って生きてきたけれど、
これからはそんな視点をもって学んで生きていきたい。

甥っ子の映像授業

彼岸も過ぎ、少し涼しくなったかと思いきや、
また夏がぶり返したような暑さがやってきて、
今年もまたこうして冬がやってくるのですね。

皆さん、墓参りは行きましたか?
我が家は、今年田舎から妹家族が来て、
大賑わいの墓参りでした。
妹夫婦だけで来るのかと思っていたら、
中学生になる甥っ子も来てくれ、
久しぶりに会う甥っ子の成長ぶりに驚きました。
身体も大きくなり、声変わりもし、
立派な男子に成長しておりました。

墓参りも無事に終え、勿論、夜は大宴会です。
家内は、ここぞとばかりに腕をふるい、
妹が持ってきてくれた田舎の地酒で
大人達は大はしゃぎです。

子供達も途中までは付き合ってくれましたが、
一通り食べ終わるとゲームタイムです。
甥っ子が荷物の中からパソコンを取り出してきたので、
中学生ともなると、ゲームもパソコンかと思いきや、
これから授業だと言うのです。

なんでも、最近の塾は映像授業とかいうコースがあって、
どこに居ても授業が受けられるシステムだそうです。
決まった時間に講師が画面に登場し、講義をするらしく、
最近ではこの映像授業コースを選択する学生が増えているとか。

時代は変わりましたね。
我が家の小学生の愚息が中学に行く頃には、
更に進化した映像授業になっているのでしょうか。

新米

そろそろ新米が出てきましたね。
我が家も昨日、魚沼産こしひかりを買ってきました。
この時期だけは、大奮発です。

昨晩、炊き立てを食べられるのかと楽しみにしていましたが、
茶わんには、昨日までのご飯。
新米炊いてくれたんじゃないのか? と、
奥さんに聞いたら、
これで終わりだから、明日の朝までお預けだと。
さすが、うん十年も主婦をやっていると、
しっかりしたものです。

そして、今朝は待ちに待った新米です。
炊き立ての白いご飯に、
ぬか漬け、鯵の干物、味噌汁。
最高の朝食でした。
いやあ、日本人に産まれて良かったぁ。

あまりの美味しさに、おかわり2回、
朝から3膳食べてしまいましたよ。

夕食は生姜焼きをリクエスト。
新米と生姜焼きのセットもたまりませんからね。

新米と言えば、
今日の仕事のパートナーは
庭師になって5カ月という新米でした。

この青年、なかなか良くて、
とにかく先回りして動いてくれるので、
助かりました。

「君は新米だけど、良い仕事するね。
今朝、新米を食べてきたから出会えたかな」
なんて、オヤジギャグにもならない、
オヤジトークにも素直な笑顔。
益々将来が楽しみになりました。

美味しい新米を食べて、
優秀な新米と一緒に仕事できて、
今日はいい日だなぁ。
夕食は生姜焼きと新米だ。

家庭教師から学ぶこと

家庭教師というものは、
先生を自宅に招き、
国語、算数、理科、社会、英語などの
勉強を一対一で教えてくれるものだと、
それ以外ないと思っていた。

しかし、現代の家庭教師というのは
勉強だけではなく、趣味の分野においても
成立するのだ。

先日妻と近所の奥様方が我が家に集まり、
全員で書道をしていた。
そこには一人指導をしている人がいて、
私はてっきり仲間内で書道に長けている人から
教わっているのだと思った。

その夜、妻に聞いてみて驚いた。
指導していた人は家庭教師だというのだ。
書道の家庭教師が存在するのだそうだ。

他にもピアノ、お料理、ギター、
なんと水泳まであるというのには驚いた。

と同時に、上手い商売だと関心する。
例えば、自分の持っている能力を
人に教えたいと思っても、
教室を作るには色々な弊害がある人は
沢山いるだろう。

家庭教師にすれば、場所を考える必要はなく、
学びたい人のお宅にお邪魔して
教えるだけでよいのだから。

色々なところで需要と供給がマッチしているのだと
改めて感じた。

庭師の世界のどこかにも、
考え方やアイデア一つで、
想像もしなかった発展があるのかも知れないな。

年を重ねるたびに頭が固くなっていくので
何事も柔軟に考える意識を
忘れてはいけないなと思います。

熱中症対策

庭師にとって、今年も過酷な季節が到来しました。
冬は冬で寒さとの戦いがありますが、
夏の炎天下との戦いとは大違いです。

プロですから、熱中症で倒れたなんて話は、
笑話しにもなりません。

帽子をかぶり、水分補給をこまめにするという対策は
基本の基本。
その他、プロ達は各々の方法で、
熱中症対策をしているのです。

それでも、ひと夏に何人かは、
熱中症で倒れたという噂を耳にします。
この炎天下、一日中外で働くということは、
本当に戦いなのです。

私が特に気を付けていることは、
しっかりと睡眠をとって、仕事に臨むこと。
毎晩、きちんと湯船につかること。
暑いからと言って、シャワーだけにするよりも、
きちんと湯船に入った方が、
返って身体の調子が良いです。

こまめに水分を摂るというのも、
わかっているようで、なかなか実行できないものです。
高い木の上での作業は、
出来るだけ短時間で終わらせたいという思いが先に立ち、
たった数秒、水を飲むことすら、
面倒になってしまうのです。

ですから、私は、目標を作ります。
あの枝と、あの枝まで切ったら、水分補給という目標です。
こうする事によって、水分補給は完璧になり、
且つ、仕事の効率もあがります。

こんな工夫をしながら、
今年の夏も健康に、美味しい湯上りビールを
飲みますよ。